Charity Shop

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世界遺産の街バースでは、有名なRoyal Crescent(ロイヤルクレセント=三日月型の集合住宅、博物館)やBath Abbey(バースアビー)、Roman Baths(ローマンバース)へ行ったり、大好きな作家ジェイン・オースティンゆかりの場所へ行くなど、街を散策していました。そのときに出会ったのは、たくさんのCharityShop(チャリティショップ)。イギリスはチャリティが盛んなので、バースはもちろん、どこの街でもたくさんあり、ボランティアによって経営され、収益は各々の慈善団体に寄付されているそうです。
チャリティショップに並んでいる商品は、主に一般家庭からの不用品などで、オモチャから、洋服、陶器、キッチンツール、アクセサリー、CDや書籍などいろいろ。イギリスの生活感あふれるものばかりで、見ているだけでも楽しくなります。しかも蚤の市やアンティークショップと違って、値段が安いのも嬉しい。イギリス在住の知人によれば、チャリティショップはかなり穴場で、掘り出し物を狙ってリピーターになる旅行者も結構いるとか。わたしも撮影小物用にいくつかオモチャと子どもの靴などを購入。とっても可愛いティーセット(バラ柄!)18ポンドもあったのですが、「飛行機で割れたらイヤかも?」などと考えて諦めてしまいました。今思えばちょっともったいなかったかな。

そういえばロンドンの書店で購入した「MR.FUNNY’S Red Nose Day」も売上の一部が「Comic Relief」という団体への寄付されるものでした(MR.MENシリーズについてはこちらでも紹介)。「Comic Relief」は、Mr.ビーンやラブ・アクチュアリーなどの監督・脚本で知られるリチャード・カーティスさんが立ち上げた団体。赤いボールを購入し鼻につけてみんなを笑わせる「Red Nose Day」をはじめ、笑いをキーワードにしたチャリティでさまざまな国や人々への支援を行っています。
最近では、ロンドンに住む7才の少年がハイチ地震の被災者支援を呼びかけ、12万ポンド(1700万円)を超す義援金を集め話題になっていましたが、イギリスではチャリティの意識が、ふだんの生活にしっかり息づいていてすごいなぁと思います。

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Royal Crescent

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