素敵な予感。 / skmtsocialproject

3連休の真ん中の日曜日。のんびり餃子をつくっていたら、Twitterで坂本龍一さん(@skmt09)の「Playing the Piano」韓国公演のUstがはじまるよとツイートが流れている。ああ、今日だったっけ?と慌ててMacを開くとちょうど開演直前。アナウンスによれば最高品位プリマスタリング音源での配信とのことなので、リビングのオーディオに繋ぐ。そしていささか失礼かと思いつつ餃子作りを再開。教授の音楽は少し難解な印象があったのだけど、こんなに聴きやすくてやさしい音色だったかなと思いながら、ニラとネギを刻み、ショウガとニンニクをすりおろす。再びTLに目をやるとさとなおさん(@satonao310)が「生配信の「美貌の青空」に実際の夕焼けがかぶる贅沢。」とツイート。台所の窓から西の空を見ると、少し陽が長くなった西の空がきれいだった。
この日のライブは午後4時と午後8時からの2回公演。初回の終了後、Ustの中継を観ていた高橋幸宏さん(@room66plus)が教授に声をかけるのだけど、このやりとりがほのぼのと楽しくて、その旨ツイートするとそうだよねとフォロワーがRT(リツイート)。そしてTL(タイムライン)を見ると同じようなことをツイートしている人が他にもいて、なんだか楽しくなる。
そして最初の講演の興奮も冷めぬまま、2回目の公演がスタート。美しいピアノと旋律にTLも加速する。世界のあちこちでコーヒーやワインやウイスキーを手に演奏に聴き入る人たちとひとつのライブを共有する楽しさ。そして「PCに向かって拍手しちゃった」とか、「なんで泣いてるんだろう」とか、そんなツイートに共感しつつ、behind the mask、happy end、thousand knivesと畳み掛けられ、気がつけば午後10時。子どもたちをお風呂に入れることをすっかり忘れていた。
今夜の体験と感動は僕たちをどこへ連れていくのだろう。同じ場所にいなくとも、同じ音楽でひとつになれる。より強く結びつき、共感を得ることができるなんて、なんて素敵な21世紀なんだろう。

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Playing the Piano from Seoul 20110109_4pm @ iTunes
Playing the Piano from Seoul 20110109_8pm @ iTunes