7月にイギリスを訪れた際、お世話になったホストファミリーのお宅はロンドン南西部、王立植物園キュー・ガーデンズの近くでした。そこは高級住宅地リッチモンドにもほど近い閑静な住宅街で、ホスト宅でも猫を飼っていましたが、地下鉄駅までの道のりでもたくさんの猫に会いました。ホストファーザー曰く「この通りの家庭ではすべて猫を飼っている」のだそうで、毎日出かけるときに猫たちの写真を撮るのが楽しみでした。
この通りはセミデタッチドハウス(semi-detached house)という2軒続きのお洒落な家々が建ち並んでいて、その前庭の花壇でくつろぐ猫、車の屋根でグルーミングする猫、塀の上でケンカする猫、窓からこちらをじっと伺っている猫、どの猫もとてもかわいかったです。ホストファミリーも猫好きで、隣の猫が家猫のご飯を食べてもあまり気にせず出入り自由でした。 More… »
Archives for posts tagged ‘EOS DIGITAL 20D’
猫とバラと思い出 / Kew Gardens
2011年09月7日(水)
古本の街に恋をして 3 / Trip to Hay-on-Wye 3
2011年08月16日(火)
B&Bのゆったりとしたベッドで目を覚ますと、鳥たちの鳴き声がにぎやか。窓から庭を見ると、部屋のすぐ下に鳥の餌場がありました。イギリス旅のお約束フルブレックファストをいただいて、朝からヘイの街へ。木曜日の午前中は毎週マーケットが開くのです。
ヘイ城の前の広場に屋台がいくつも並んでいました。ハーブ屋さん、雑貨屋さん、八百屋さん、靴下(?)屋さん、お花屋さん、すぐ近くの屋根のあるマーケットプレイスには子ども服やアクセサリー、ハチミツ屋さん、お菓子屋さん。そして少し離れた時計塔のまわりにも雑貨やインテリアなどの屋台が並んでいました。屋台の八百屋さん前でカメラを構えていたら、街の人がお兄さんに「おーい、写真に写ってるぞ、笑顔!笑顔!」と声をかけてくださって、写真を撮らせてもらいました。マーケットは観光客や地元の人でにぎわっていました。 More… »
古本の街に恋をして 2 / Trip to Hay-on-Wye 2
2011年08月12日(金)
ヘイへ行くきっかけになったのは、近くの大学図書館で見つけたイギリスの30年ぐらい前の本でした。「Words in Action / J.C.Richard / Oxford University Press」、子ども向けに英単語を紹介したものですが、例文のおもしろさやユーモアあるイラストが楽しくて夢中になりました。図書館に行くと毎回のように借りていたのですが、できることなら手元においておきたい、自分の本にしたいと思うようになりました。
そこで日本やイギリスの古本屋さん、もちろんネットでも探してみたのですが見つかりません。そんなときに古本の街、ヘイ・オン・ワイのことを知りました。早速、ヘイにあるいくつかのお店のサイトでも検索しましたが、やっぱり見つかりません。でも、もしかしたら、サイトを持っていない本屋さんにあるかもしれない。そう思うと、ヘイに行きたくて仕方なくなりました。そして次第にヘイの街そのものに興味がわいてきました。 More… »
古本の街に恋をして 1 / Trip to Hay-on-Wye 1
2011年08月9日(火)
ヘイ城からの眺め
古本による町おこしで有名な「ヘイ・オン・ワイ(Hay-on-Wye 以下ヘイ)」は、イングランドとウェールズ(Wales)の端境にある小さな街です。ロンドンからはかなり遠いため前回の渡英では諦めたのですが、今回は夏場で夜10時ぐらいまで明るいこともあり、移動に時間をとられても観光できるかなと訪ねてみました。行き方案内もあわせて紹介します。 More… »
過剰な日常。
2011年07月26日(火)
イギリス滞在中のキムラとの連絡方法は、iPhoneのSkypeだった。前回の渡英の際にはフリーのWiFiで使ったのだけど、今回はソフトバンクモバイルの海外定額を利用し、VodafoneUKに繋いだ。しかし概ね聞きづらく話しづらい。遅延もひどく会話にならないこともあり、早々にテキストチャットに改めた。宿泊先などのWiFi経由になると、とたんにクリアになり遅延も解消するので、現地の3Gの回線品質の問題なのだろうか。
国内では回線品質を揶揄されるソフトバンクモバイルだけど、海外のキャリアと比較するとどうなのだろう? 震災後、節電のために照明を落としたお店や街が「これでもいいんじゃない?」と思えてきたように、「どこでも間違いなくつながる」も、もしかしたら少し過剰なのではとも思う。もちろん、繋がることに越したことはないし便利だ。でもそのために新たな基地局を増やし、電力を消費する。より多くの電力を用意するために原子力に頼らざるを得なくなる、というのは飛躍しすぎだろうか? More… »