もうちょっといっしょ。

うちの兄弟は小4と小2だけど、今でもお風呂はいっしょに入る。ふたりともちゃんと洗えるけれど、彼らだけで入るとお湯が4日目?5日目?というぐらい濁ってしまう(誇張じゃないよ)。それがイヤでいっしょに入って頭から足の裏、おしりの間まで洗って、百を数えさせて。そんな感じ。さすがに4年生だしやりすぎかなと思っていた。
ギャングエイジと呼ばれる長男は何かと口答えをするようになってきたし、男兄弟のケンカはうるさい。それでもやっぱり子どもはかわいくて、ついつい甘やかしてるのかもしれないなと。
でも待てよ。子どもたちにはいろいろやって欲しいけど、お風呂が汚れるから、時間が余計にかかるから、きっと上手にできないから、ケガをしたら困るから、って、もしかして自己都合? 過保護とか子離れとかじゃなくて、自分最優先なダメな父親だったのか?
万事そういう調子ではないけれど、仕事などで慌しくなるとつい効率優先、つまりオレ様優先になってるのではと反省。ちょっと考えて晩ごはんづくりを手伝ってもらった。ハンバーグは「冷たい〜」、「グチャグチャする〜」と言いながらも混ぜ合わせ。コロッケは材料を合わせるところから、成形、パン粉つけまで。ハンバーグは練りすぎてやわらかくなったけど、コロッケはなかなか上手にできた。
そして、みんなでおいしく食べていると、こうやって「いっしょ」にできるのも今のうちだけかもしれないなぁと思った。だったら、お風呂も、食事も、添い寝も、いっしょにできることはまだいっしょでいいんじゃないかと。そんなことを再確認した週末だった。