Archives for the ‘hay-on-wye’ Category

ヘイオンワイ特集を楽しむためのエクストラ。

ku:nel最新号「本と旅する。」を読みました。特集はなんとなんと「ウェールズ・ヘイオンワイへ 本の王国探訪記 王さまはどこにいる?」です。ページをめくるたびに昨年のヘイオンワイへの旅を思い出します。ku:nelのみなさんはヒースロー空港から車で向かったようですが、鉄道を利用したわたしと同じく「丘、丘、丘。羊、羊、羊。」の景色を走り抜けて、たどり着いたみたいですね。
ページを開くと昨年と変わらない雑然としたヘイキャッスル書店や木曜朝のローカル色満点ヘイマーケット、そしてリチャード・ブースさんなど、あまりのなつかしさに嬉しくなります。つい昨年の写真や購入した本などを見返してしまいました。
そこでku:nelの中で紹介されているリチャード・ブースさんのポストカードやヘイオンワイの書店マップなど、ヘイオンワイ特集をより楽しむためにちょこっとご紹介しようと思います。 More… »

古本の街に恋をして 3 / Trip to Hay-on-Wye 3

B&Bのゆったりとしたベッドで目を覚ますと、鳥たちの鳴き声がにぎやか。窓から庭を見ると、部屋のすぐ下に鳥の餌場がありました。イギリス旅のお約束フルブレックファストをいただいて、朝からヘイの街へ。木曜日の午前中は毎週マーケットが開くのです。
ヘイ城の前の広場に屋台がいくつも並んでいました。ハーブ屋さん、雑貨屋さん、八百屋さん、靴下(?)屋さん、お花屋さん、すぐ近くの屋根のあるマーケットプレイスには子ども服やアクセサリー、ハチミツ屋さん、お菓子屋さん。そして少し離れた時計塔のまわりにも雑貨やインテリアなどの屋台が並んでいました。屋台の八百屋さん前でカメラを構えていたら、街の人がお兄さんに「おーい、写真に写ってるぞ、笑顔!笑顔!」と声をかけてくださって、写真を撮らせてもらいました。マーケットは観光客や地元の人でにぎわっていました。 More… »

古本の街に恋をして 2 / Trip to Hay-on-Wye 2

ヘイへ行くきっかけになったのは、近くの大学図書館で見つけたイギリスの30年ぐらい前の本でした。「Words in Action / J.C.Richard / Oxford University Press」、子ども向けに英単語を紹介したものですが、例文のおもしろさやユーモアあるイラストが楽しくて夢中になりました。図書館に行くと毎回のように借りていたのですが、できることなら手元においておきたい、自分の本にしたいと思うようになりました。
そこで日本やイギリスの古本屋さん、もちろんネットでも探してみたのですが見つかりません。そんなときに古本の街、ヘイ・オン・ワイのことを知りました。早速、ヘイにあるいくつかのお店のサイトでも検索しましたが、やっぱり見つかりません。でも、もしかしたら、サイトを持っていない本屋さんにあるかもしれない。そう思うと、ヘイに行きたくて仕方なくなりました。そして次第にヘイの街そのものに興味がわいてきました。 More… »

古本の街に恋をして 1 / Trip to Hay-on-Wye 1


ヘイ城からの眺め

古本による町おこしで有名な「ヘイ・オン・ワイ(Hay-on-Wye 以下ヘイ)」は、イングランドとウェールズ(Wales)の端境にある小さな街です。ロンドンからはかなり遠いため前回の渡英では諦めたのですが、今回は夏場で夜10時ぐらいまで明るいこともあり、移動に時間をとられても観光できるかなと訪ねてみました。行き方案内もあわせて紹介します。 More… »