ミナと百草。重なる思考。

雨の月曜日、多治見のギャルリももぐさを訪れた。先のエントリー()でも書いた「ミナ ペルホネン つくりの回生 +百草」を観るためだ。
大きな引き戸を開くと、平日だというのにたくさんの靴が並んでいる。その先には皆川明さんのラフスケッチや手書きのメモが並ぶ。奥の部屋の服や鞄なども素敵だったが、僕がもっとも惹かれたのはこの展示だった。ざっくりと描かれたモチーフやデザインのかわいさ。そしてノートに走り書きされた真摯な言葉とやさしさ。しとしとと降り続く雨で冷えこむギャラリーでも、たしかな温かさを感じた。 More… »