今日が人生最後の日だとしたら。

2011年も残りわずかになりましたが、今年観た映画(DVD)で印象に残っている2本があります。「100歳の少年と12通の手紙」と「恋はデジャブ(原題 Groundhog Day)」です。
「100歳の少年と12通の手紙」は、白血病で余命僅かの男の子オスカーと口の悪いピザ屋の女性ローズの物語。タイトルや設定からお涙頂戴の物語を想像しますが、よい意味で期待を裏切る映画でした。オスカーはローズに勧められ、毎日神様に手紙を書きます。そして1日を10年と考えるように教示され、12日間、病室にいながらさまざまな体験を重ねていきます。1日目にはまだ思春期だったオスカーも2日目には恋に落ち、やがて結婚をし、浮気や別れも経験。ところどころに挿入される美しいシーン、風船に手紙をつなぎ寒空へ飛ばすところや、楽しい雪のクリスマスも印象的で、子どもたちにも観せてあげたい作品です。 More… »