にしわきファーム、遠足の思い出。


伊那市の有機栽培農家、にしわきファームを訪れたのは昨年の10月末。当時はまだ夏の名残があって、畑にも作物が豊富でした。ここではpetit collabo *004(pdfはこちらからどうぞ)に掲載しきれなかった遠足の様子を写真で紹介します。まずは西脇さん宅で頂いたお料理の写真からどうぞ。


土鍋で煮たのはじゃがいもと白菜、そして少しのベーコン。野菜の味がしっかりしているので、物足りなさは感じませんでした。


西脇さん自慢の卵は新鮮なため殻が剥きにくいのがご愛嬌。右のチンゲン菜としめじの煮物はトロトロになったチンゲン菜がおいしかったです。


きめが細かくジューシーなサラダ蕪。西脇さんのお子さんたちもお気に入りで、塩をふっておやつがわりに食べたりしているのだとか。


色鮮やかな人参のサラダは、歯ごたえも楽しくおいしい。人参特有のくさみもありません。


ここからは畑の写真です。標高930m、南アルプスを一望できる西脇さんの畑は日当たり十分。農薬や化学肥料を一切使わない豊かな土で、たくさんの野菜がのびのびと育っていました。


葉に大きな穴が開いたキャベツ。つまみ食いしたのは上の二匹の青虫でしょうか? 虫たちにとってもおいしいのかもしれません。


畑の中にいたカエル。ブロッコリーの葉には蜘蛛の糸も張られていました。多様な生き物が暮らす豊かな生態系があってこそ、おいしい野菜も育まれていきます。


白さが際立つカブ。西脇さんはmilou(ミル)のもかちゃんに抜いてみるように勧めたのですが、もじもじしてしまい、抜けませんでした。「抜くとおもしろい音がするよ」と西脇さんは笑っていたけど、どんな音がしたんでしょう(笑)?


大きな足跡はイノシシのもの。油断するとせっかくの作物が食べられてしまうので、その都度、電気柵などを設置するのだそうです。


ゆったりとした鶏小屋で過ごす鶏たち。国産の飼料のみを与えられ、のんびり過ごしています。狭いケージで産卵を強制されることもないので、アレルギーの原因ともいわれる抗生物質も一切不使用。健康的な卵が産まれています。


鶏舎を狐などから守るラテとココア(写真上)。そしてねずみ番は猫のタルト。丸々と太りかわいいけれど、番猫としての成果は不明らしいです(笑)。