Archives for the ‘cinema’ Category

幻想的青春道行 / ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1

ハリー・ポッターを読んだのは今から6年くらい前になります。知人が「面白いよ」と1、2巻を貸してくれたのですが、正直なところ「ファンタジーなんて今さら」と思いつつ読みました。すぐにははまらなかったものの3巻の「アズカバンの囚人」以降はその世界観にすっかり魅了され、英語の勉強がてら原書も読んだりしました(もちろん、ストーリーの行く末も気になりましたから)。’09年の秋に出かけたイギリス旅行では「キングズクロス駅9と3/4番線」詣をするほどのファンになっていました。
映画はシリーズ4作目「炎のゴブレット」から劇場で観始め、6作目では運良くドラコ・マルフォイ役のトム・フェルトン舞台挨拶も観ることができました。そして’10年12月、最終章7作目のパート1を観に行ってきました。ストーリーはわかっていますが、頭の中で繰り広げられていたハリーたちの戦いがどのように映像化されるのか、ワクワクしながら映画館へ行きました。 More… »

こんなふたりになりたい / herb & dorothy

このごろ高齢のご夫婦の姿が微笑ましく見える。散歩していたり、買い物していたり。長い時間をともにしたふたりが肩を寄せ合う姿は、それだけで味があるというか。この映画のふたりもとびきりかわいく素敵だった。
ニューヨーク・マンハッタン、1LDKの小さなマンションにつつましく暮らしながら、4,782点ものアートをコレクションしたハーブ&ドロシー。彼らはひとつの作品に興味を持てば、アーティストに全作品を見せてほしいと頼み、若いころの作品から現在の作品までの推移を見つめ、自分たちの感性に響く作品を買い求める。ニューヨークを離れたアーティストには、親が子どもにするようにまめに電話をかけながら交流を続ける。その姿はまるで自分の子どもと接しているようで、アーティストとともに生きているようだ。 More… »

ラブ&ピースじゃないジョン・レノン / NOWHERE BOY

2010年はジョン・レノンの生誕70周年。生きていたら70歳のおじいさんですね。先月17日にはAppleのiTunes Storeで長年の紆余曲折を経てビートルズの音楽が初配信され、わずか1週間でシングル曲200万ダウンロードという驚くべき数字をたたき出しました。いまだにメジャーであり続けるこのビートルズというバンドの、本当に最初の産声を上げた瞬間が、この映画「NOWHERE BOY」の中ではさらりとしか描かれていません。なぜなら主題はジョン・レノンの実母ジュリアと育ての母ミミ伯母さん、そしてまだ何者でもない若き日のジョン・レノンの3人の物語なのですから。 More… »

サマーキャンプ2日目。

2日目は自宅でのムービー撮影から始まった。次男の「だじゃれムービー」は、いろんな人がダジャレを言うストーリー(?)。1日目にはAppleStoreのお兄さんと、レッスンがあったピアノの先生にもお願いできたので、今度は兄と母親、そして次男自身がだじゃれを連発する。ツッコミ役のいわし(うちの白黒猫)の撮影もする。
そして長男は自宅前の公園と、AppleStoreの近くにある矢場公園(大須にいたころよく遊んだ)をジャンプするストーリー。勉強をやめて部屋を飛び出すシーン、公園の滑り台からジャンプするシーンなどを撮影していく。
そしてAppleStoreに到着すると、この日は最初からMacが活躍。クリックやダブルクリック、Finderでの操作を教えてもらい、iMovieの操作へ。写真やのムービーを取込み、作った絵コンテに合わせて、シーンを並び替えて行く。 More… »

栄でサマーキャンプ。

Appleの子ども向けイベント・サマーキャンプに参加した。3日間かけて映画を作ってみようというプログラムだ。
どうせiMovieとかを使ってムービーをちょいちょいと編集して〜なんて思っていたけれど、初日、Macにさわったのは90分のプログラムの終盤10分ぐらい。それまでは映画の作り方についての話が続く。監督、俳優、カメラマンなどどういうスタッフがいるのかとか、同じシーンでもカメラの位置で印象がずいぶん変わるよねとか、そんな感じ。
そして初日、一番時間を費やしたのは、絵コンテ作り。ここでもMacに出番はなく、与えられたのは6コマの枠が描かれた紙とボールペン。 More… »